就活の業界研究・希望業界と業種の絞り方と決め方

就活を始めるにあたって何から始めたらいいのか悩む就活生も多いのではないでしょうか。

まずは自分が興味がありそうな業界を知る業界研究が第一歩になります。

業界研究は世の中にある業界や業種の種類や特徴を知り、自分が行きたいと思う業界や関心を抱ける業界を、やってみたいと思う業種を見つけるためにします。

業界研究は自己分析や企業研究と同じように就活の最初の段階で必要な活動になります。

まずどのような業界や業種があるのかを知ることから始め、興味のある業界や業種についてはさらに詳しく掘り下げながら進めていきましょう。

この記事では就活に欠かせない業界研究のやりかたと希望業界・希望業種の絞り方といった、就活の基本となる活動について10年以上新卒採用と中途採用を担当している社会保険労務士資格を持つ大手企業の人事部管理職がわかりやすく解説します。

目次

業界研究の目的は「志望業界・志望業種探し」

業界研究は「自分がどんな仕事をしたいのかよく分からない」という就活のスタートラインに立った人が、まず世の中にある仕事を知るために始めます。

業界研究をすすめると知らなかった業界や業種の仕事を知ることができて、自分が興味をもてる仕事や得意分野を活かせる仕事がみつかります。

たとえば就活生の人気企業ランキングで上位を占める「商社」ですが、「商社」という業界の仕事を正確に理解している就活生は少ないと思います。

「商社」は海外からの素材や製品を取引するだけでなく、販売チャネルの開拓や新たな物流ネットワークづくりも手がけます。

さらには金融や保険の役割も果たし国際的なプロジェクトも手がけ、日本経済のありとあらゆるところで活躍する業界です。

単にモノを売り買いするのではなく、国内での地域再開発や発展途上国での支援事業、金融サービスの企画など多岐にわたる商社の姿がみえてきて、自分が興味をもてる仕事を思いがけない業界がやっていることがわかります。

自分がやりたい仕事やなりたい自分になれる志望業界を見つける作業が業界研究なのです。

また「業種」は「業界」の中でもさらに細分化されます。同じ業界でも「業種」が違うこともあり、企業内にもさまざまな「業種」があることもあります。

希望する「業種」が以外な「業界」にあることもあります。

「業界」「業種」の研究をすすめると世の中には様々な「業界」と「業種」があり、それぞれが結びついていることがわかります。

業界研究は仕事に対するイメージが具体的に描くことができて、エントリーシートに志望動機を記入する際にも役立ち、面接で志望動機を自分の言葉で説得力をもって話すための基礎固めになります。

「働きたい」と思える業界を見つけるには、その業界で自分が働いているイメージを思い描きながら業界研究をすすめて、最初から就活生に人気のある業界だけに絞ったりするのではなく広く研究することが大切です。

業界研究の意味はわかったけど、どうしたらいいのかな?

就活で最初に押さえておきたい業界一覧

世の中にある仕事を分類して分けたものが業界一覧です。

業界の分類方法は特に決まったものがあるわけではなく、就職用、投資向け、行政官庁による分類など様々な分類があります。

今回は就活生に向けて業界を大きく分けてその役割から「メーカー」「商社」「小売」「金融」「サービス」「ソフトウエア・通信」「マスコミ」「官公庁・公社・団体」の8つに分類します。

それぞれの業界が下記のような役割を果たし、社会を構成しています。

メーカーモノをつくる商社モノを動かして利益を得る
小売モノを消費者に売る金融お金を動かす
サービス・インフラ形のないものを売るマスコミ情報を大勢に一斉に伝えて利益を得る
ソフトウエア・通信情報に付加価値を付けて利益を得る官公庁・公社国や地方公共団体や公的な団体
出典 マイナビ

業界研究の次は業種を理解する 業種一覧

大きく業界を8つに分けたあと、業界ごとに業種を分けます。

たとえばモノをつくるメーカといっても食品メーカーから玩具まで幅広い業種があります。

この中には自分が知っている業種もあると思いますので、業種から業界全体のイメージがつきやすいと思います。

メーカー食品・農林・水産
建設・住宅・インテリア
繊維・化学・薬品・化粧品
鉄鋼・金属・鉱業
機械・プラント
電子・電気機器
自動車・輸送用機器
精密・医療機器
印刷・事務機器関連
スポーツ・玩具
その他メーカー
商社専門商社
総合商社
小売り百貨店・スーパー
コンビニ
専門店
金融銀行・証券
クレジット
信販・リース
その他金融
生保・損保
サービス・インフラ不動産
鉄道・航空・運輸・物流
電力・ガス・エネルギー
フードサービス
ホテル・旅行
医療・福祉
アミューズメント・レジャー
その他サービス
コンサルティング・調査
人材サービス
教育
マスコミ放送
新聞
出版
広告
ソフトウエアソフトウエア
インターネット
通信
官公庁・公社・団体国家公務員・地方公務員
団体職員
出典 マイナビ

就職活動の第一歩、業界と業種の決め方と絞り方

業界研究の進め方ですが、最初は就活サービスの「マイナビ」や「リクナビ」などで展開している業界研究を利用してみましょう。

就活生むけに情報を絞って、業界の動向や仕組み、特徴などをまとめています。

就活生には特に気になる、平均年齢・平均勤続年数などの基本データも紹介しています。

業界の動向をさらに詳しく知るには業界団体のホームページを活用する手があります。

「〇〇業界協会」「〇〇業界団体」などといった、各業界の企業が加盟している任意団体のホームページでは、業界の概況などを発表していることがあります。

情報が詳しいので、ある程度希望業界を絞ったあとに、さらに詳しく研究するにはおススメです。

業界の動向を知るにはニュースチェックも有効です。

新聞やテレビニュースは業界情報だけではなく、一般的な時事問題や社会情勢が盛り込まれています。

新聞を読まない、テレビニュースを見ないという大学生が増えていますが、新聞やテレビニュースをチェックすることで差別化も図れるので、業界研究だけでなく就活に活かせるツールづくりのためにも新聞・テレビをチェックすることは有効です

このほかにも合同企業説明会や業界研究セミナーなどのイベントに参加したり、「業界地図」などのいわゆる業界本を読むなどの研究方法もあります。

業界に勤める先輩に話を聞くのも参考になります

希望業界・志望職種の絞り方と決め方

業界研究を進めたあとは、自分がすすみたい希望業種や志望職種の絞り方です。

業界の選び方はそれぞれですので、なかなか絞り込めないという方はぜひ参考にしてみてください。

業界・業種の絞り方と決め方①自分がやりたいことや得意なことは何か

興味がないことややりたくないことは、どんなに頑張っても長続きしません。

自己分析として、自分がやりたいことや得意なこと、やっていて楽しいことを書き出し、それがどの業種で達成できそうかを考えることが大切です。

その際には、大学や大学院で学んだことを生かせる業種を選んだり、企業の社風や制度から自分に合う業種や企業を選択したりするようにしましょう。

なりたい自分になるのは大事な仕事選びの視点です

業界・業種の絞り方と決め方②やりたくないことや苦手なことは何か

つぎに自分がやりたくないこと、苦手なことを明確にします。

やりたいことがたくさんあり過ぎる場合や、やりたいことが浮かんでこずに業種を絞り込めない場合は、逆にどうしても「やりたくないこと」や「自分には合わないこと」を考えるようにしましょう。

1点目のポイントと同様、今度は「やりたくないこと」を書き出し、それに関連する業種を消去法的に削除していきます。

この視点は、実はとても大切です。

自己分析を怠って、実はやりたくなかったり自分に向いていなかったりする業種に就職してしまった場合、就活にかけた時間と労力が無駄になってしまいます。

「やりたいこと」と同時に、自分に不向きだと思う業種や仕事の内容、環境についてもしっかり理解しておくように心がけましょう。

業界・業種の絞り方と決め方③自分の中の優先順位を明確にする

好きなことや苦手なことがわかってきたら次にすることは優先順位を明確にしておくことです。

自分が働いていくうえて一番大切にしたいことは何か、逆に一番我慢できないことは何かを順位をつけておきます。

そのうえで業界をしぼりこんでみましょう。

たとえば、商業を学んで日々新しいことに触れることが好き、毎日が同じようなことの繰り返しが苦手な方は、

商社で新規事業の立ち上げや、広告業界などが向いているかもしれません。

就活のスタートは業界研究から まとめ

1 業界研究はなりたい自分になるための第一歩

2 業界研究をすすめて業界内の業種も調べよう

3 業界選びを間違わないために自己分析を十分に

最後まで読んでいただきありがとうございます。

よかったらシェアしてね!

この記事を書いた人

社労士資格をもつ大手企業人事部管理職・工藤です。10年以上新卒採用と中途採用を担当した経験から採用のお手伝いをします。

コメント

コメントする

目次
閉じる