就活でかばんは必携です。
筆記用具やエントリーシートなどの書類を持ち歩きますし、ポケットに入れるとスーツの形が崩れてしまうものをかばんに収めたりします。
しかし就活で必要なかばんはどのようなものか見当もつかないですし、値段の相場もわからないですね。
また普段使っているリュックを就活でも使いたいけど許されるのか、など就活かばんの疑問は尽きないですね。
この記事では就活用のかばんについて、男女それぞれどのようなデザインがいいのか、リュックは許されるのか、かばんの使い方のマナーは何か、就活でのかばんの選び方から使い方まで、10年以上新卒採用と中途採用を担当している社会保険労務士資格を持つ大手企業の人事部管理職が解説します。
就活かばん・バッグはどこで買う 男性編
メンズの就活かばんに求められる機能です。
- 床に置いても自立する
- 撥水性
- 外ポケットがついている
- A4サイズが楽に収納できる
- 価格は~10000円程度
就活ではかばんを床におく場面が多くあります。
その際にかばんが自立するととても楽で、ストレスとプレッシャーがかかる就活において余計なところで焦ることはなくなります。
自立性は軽視できない機能の一つです
撥水性は雨に見舞われた際に、かばんの中身が濡れないので重要な機能となります。
提出書類が雨に濡れてしまっては印象が悪くなることもあります。
雨が滲みない程度の撥水性を備えたかばんにしましょう。
意外に重要な機能が外ポケットです。
かばんを開けずにちょっとしたものが取り出せると振る舞いがスマートになります。
スマートなふるまいはプラス評価につながります。
一方で、面接の受付などで書類に出し入れを手間取ったり、かばんの中身を漁っていたりすると「要領が悪い人」と思われてしまいます。
企業の書類のほとんどはA4サイズです。
書類を折らずに収納できるサイズのかばんを選びましょう。
公務員・民間 メンズにお勧めの就活かばん
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採用かばんに必要な要素がすべて網羅されていて公務員でも民間でも全く問題ありません。
難があるとすれば地味なだけです。
堅実な就活かばんを求めるならこの一択になります。
価格もリーズナブルなので就活で使い切るイメージで。
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止水ファスナーが使われているので、雨の侵入を防ぎます。
かばんの中を完全に濡らしたくないのならこのタイプです。
広告、アパレル、マスコミ、IT系などいわゆる「やわらかい」業界であれば、この程度のファッション性は許容範囲です。
就活のころから使っているかばんは入社後数年以内に買い替える社員が多いです。
それは就活生のかばんはいかにも「就活用」なので、入社後に使いにくく感じるといいます。
就活生専用のようなデザインのかばんではないので入社後も使いやすいでしょう。
女性にお勧めの就活かばん・バッグ 公務員・民間共通
女性向けの就活かばんでも基本的なことはメンズ向けと同じです。
A4サイズの書類が入る、自立する、撥水加工、外ポケット付きで、さらに女性向けの機能として「ショルダータイプ」になります。価格は~10000円程度です。
ショルダータイプを選ぶ理由として、比較的男性よりも持ち物が多い女性は、説明会や面接で資料をもらうと荷物が多くなる可能性があり、手提げカバンでは持ちにくくなるからです。
ほかにも、ショルダータイプは両手が自由になるので、移動中に急に電話が来たときもカバンをかけたままメモを取れる利点があります。
ショルダータイプを選ぶ場合は、コートを着たときでも問題なく使えるように肩紐に余裕のあるものを選びましょう。
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女性の就活に必要な機能は全て備わっていて公務員、民間のどちらでも使えます。
価格もリーズナブルです。
デザインが無難すぎるので入社後には物足りなさもでてくるかもしれないので、就活で使い切るには最適の一択です。
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アパレルや広告、マスコミ、IT系などのやわらかい業界であれば使えるのがこちら。
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こちらのタイプは機能とデザインのバランスがとれています。
無難なデザインですが、いかにも「就活用」ではないので入社後も使いやすいです。
就活のかばんにリュックは使えるのか?
結論からいいますと業界によります。
私の広告業界では全く問題なしです、おそらくマスコミやアパレルでも問題はないと思います。
むしろリュックも含めての自己表現であれば肯定的に受け止めてもらえる可能性もあります。
一方で金融、インフラ系、公務員、製薬会社、建設などのいわゆる「固い」業界ではマイナス評価につながる恐れがあります。
こうした固い業界では「個性」や「自己主張」よりも、没個性のなかで調和を保って仕事ができるかが問われています。
身だしなみでの自己主張は嫌われる可能性が高いです。
就活でのかばんの使い方と覚えておきたいマナー
就活でのかばんに関するマナーです。
かばんを空いている椅子などに勝手に置くのはNGです。
これは、かばんの底面は汚れているので椅子などに置くのは失礼、という考えからきています。
かばんは座っている席の横に立てておきます。
かばんを置く場所が用意されている場合は、一言声をかけてから置くことをお勧めします。
企業によっては二人掛けの席に一人で座ってもらい、残った椅子を荷物置き場に使うところもあります。
また、座席の横に荷物を置けそうな場所があれば、声をかけてから置くようにしてください。
企業にかばんを置く場所を指定されたら、その場所に置いてください。
かばんのマナーは就活だけでなく社会人としても共通です
就活かばん まとめ
1 撥水性があり自立してA4サイズが楽に収納できる、外ポケットも便利
2 女性用はショルダータイプが便利
3 リュックは「柔らかい」業界ではあり
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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