この記事では、就活用の写真を撮る就活生に向け、エントリーシートにのせる就活写真の髪型や服装、撮り方を採用担当者目線で解説します。
私は採用担当者として10年以上、毎年1000枚近くのエントリーシートを読んでいます。
膨大な作業なのですが「就活生からのラブレター」だと思って一枚一枚できるだけ丁寧に読み込んでいます。
そして、エントリーシートを読むときに最初に見るようにしているのは顔写真です。
顔から伝わるイメージとエントリーシートの内容がマッチする場合もあれば、マッチしない場合もあります。
顔のイメージだけで評価を決めることはないのですが、快活な印象の顔写真なのにエントリーシートの内容が暗かったり、暗い印象なのにやたら明るいエントリーシートだったり様々です。
写真と内容がマッチしていないと疑問が残り、いい文章や写真であっても評価しにくくなります。
就活写真から得られる情報は多いと思っているので、顔写真を最初に見ています。
どうすれば好印象を与えるか、少なくとも悪印象を与えない就活写真の髪型や服装、背景の撮り方を解説します。
エントリーシートの就活写真でおすすめの髪型
就活写真で望ましい髪型は業界によって変わります。
このチャートでは、横軸が個性の度合いで右側にいけばいくほど個性がなく伝統的な髪型になります。
縦軸は堅実な遊び心のない髪型から、上にいくほどファッション性が受け入れられます。
4つのゾーンに分けていますので、志望する業界がどこに属するかで基本的な髪型の傾向を把握してください。
そのうえで、同じ業界でも企業ごとに社風が変わりますので、ゾーンのなかでもどの位置に志望する企業があるのかを考えてみてください。
説明会やOB訪問で社員の服装や髪型をチェックするのもいいです
就活用顔写真の服装と背景 面接官がみているポイントは?
服装は基本的にリクルートスーツです。
変化球を投げる必要のないところです。
面接官はこの写真で見ているポイントは以下です
- 写真がサイズどおりに添付されているか
- 写真が不鮮明ではないか
- 顔がはっきり見えているか
- 服装、髪型に違和感はないか
ここでは事務作業がきちんとできる人なのか、どんな顔の人なのかを確認する段階で、自分らしさを強く表現する場ではありません。
ネガティブポイントがないのかの確認ですから、服装もオーソドックスなリクルートスーツにしましょう。
背景は証明写真と同様無地になります。
顔写真はオーソドックスに 少し笑顔で
就活の自分らしい写真の服装と背景 面接官がみているポイントは?
ここは自分表現の場です。
積極的に自分をPRしましょう。
最もインパクトに残る場面ですのでエントリーシートの最重要ポイントのひとつです。
まず自分が楽しかった場面や、充実感を得た体験に基づく写真にします。
背景は状況が一目瞭然にわかる背景にしてください。
季節感を合わせることも重要です。
上記写真では桜を背景にしていますが、あなたらしい写真の説明が桜の季節以外だとしたら上記の写真を選択しないようにします。
服装はその場面に見合った服装で全く関係のない服装は違和感を抱かせる原因になります。
写真全体に統一感をもたせてください。
そして、写真にはできるだけ動きを出してください。
躍動感が感じられて活動的で積極性のある人という印象を与えます。
もちろん、写真の説明と合っていることが前提条件です。
インドアな活動が「あなたらしさ」の場合に、躍動感あふれるポーズは違和感を生み出してしまいますので要注意です。
面接官はまず写真をみて、そのうえで説明文を読みます。
写真から抱いた印象により深みと具体性を与える説明文であれば高評価になります。
そうすれば面接での質問へ誘導することができて、あなたが最も伝えたいことの質問につながります。
写真の印象と説明文が一致しないと、「この就活生は何を伝えたいのか?」という疑問だけが残りマイナス評価になります。
運よく書類選考を通過してもネガティブ質問への説明が求められ、貴重な面接時間での自分表現が十分にできなくなります。
「あなたらしい写真」はエントリーシートの主戦場です。
しっかり練り上げて用意しましょう。
あなたらしい写真はESの重要ポイントです
就活顔写真のおすすめの撮り方 できるだけ写真館で
顔写真は写真館で撮ることをおすすめします。
しかし、放送局のアナウンサー志望の人などは専門のスタジオで撮影している人が多いですが、そうでない場合は一般的な写真館でいいでしょう。
就活写真を多く撮影している写真館が望ましいです。
駅などにあるボックス写真機は避けましょう。
ほとんどの企業のエントリーがデジタルエントリーなので、写真のデータが必要になりますので、忘れずにデータももらっておきましょう。
就活写真 あなたらしい写真のおすすめの撮り方 目線はカメラ目線で
好印象を残すあなたらしい写真の撮り方です
- 顔を中央部分に
- やや下から映してあおり目にする
- 背景は3割程度に
- 表情を豊かに、手足に動きをつける
- 顔が影にならないよう、できるなら下から顔に光をあてる
面接官はまず顔に焦点をあわせるので、目元をくっきりと映しましょう。
サークルなどの大人数のグループ写真は表情が分かりにくいので避けたほうがいいです。
目線はカメラ目線で目力をしっかり込めてください。
この人と仕事をしてみたい、と思わせられれば大成功です
就活写真の髪型や服装 まとめ
1 就活写真の髪型は業界にあわせて
2 就活写真の服装と背景、顔写真は奇をてらわず堅実に
3 就活写真で勝負するのは「あなたらしい写真」
最後まで読んでいただきありがとうございます。
コメント
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